会社案内

■ 繭家(MAYUYA)紹介

私達繭家は伝統の中から常に新しい視点を探し求めています。
祖父、父から私達へと受け継がれた繭糸業という縦糸(経)、そこに織り合わされる科学という横糸(緯)。素材を知り尽くしたなかから、繭100%という新しいパフが生まれました。私達は自然素材への回帰は大きな流れであり、また再認識が起きているものと考えています。

繭は言うまでもなくナチュラルなマテリアルです。蚕の唯一の餌である桑の栽培をはじめとして、ごく微量な薬品でも小さな蚕達を生存させることができないのです。もちろん私達の製造プロセスもこのナチュラルな素材を100%活かしています。
自然をかたちにする繭家の技術をご信頼ください。
伝統のなかから様々な革新を目指す、繭家にこれからもどうぞご期待ください。

■ ごあいさつ

 みなさん、有限会社 繭家のホ-ムペ-ジへおこしいただきましてありがとうございます。
私は、代表取締役の小島篤と申します。
古来より絹は、肌触りのなめらかさと繊維の強さにより、高級な繊維として親しまれてきました。一方、上流社会の女性たちは、シルクで織った布で顔や体を拭くことをスキンケアの一つとして取り入れていました。日本はもちろんのこと(菊の被綿(きせわた)、中国や中近東、ヨ-ロッパなど、世界中の国々で千年以上も昔からもちろん当時は、現在のような分析結果 はないため、漠然と「肌を潤し、美しくするもの」と伝えられてきたのでしょう。
最近になってようやく、シルクに含まれる成分セリシンの力が化学的に解明されてきました。

シルクが肌に良いというのは周知の事実で、スキンケアとしてのシルク製品など、それこそ大昔からあるという固定観念があったのですが、探してみると以外に少ないということを知り、20年ほど前から繭100%のスキンケア製品の開発に着手しました。
しかし、大量 生産を可能とするような一般の製法では、せっかくの繭のエキス(らしきもの)が水に溶け出してしまい、我々が当然のように考えていた肌への効果 さえ得られませんでした。

当時はまだ繭パフがなぜ肌に良いかが解明されておらず、良いようなイメ-ジだけではないかと揶揄されることもありました。現在ではご承知の通 り、人の皮膚に非常に近い特性を持つセリシンは、化粧品などにも使われています。

100%繭で作られた「繭パフ」は、ただ繭をほぐして固め直したように見えるかも知れません。しかし、セリシンを自然のまま生かすため、ひとつづつ丹念に手作りしてあるのです。もちろん人工的な成分は、いっさい使用していません。髪の毛の30分の1ほどの極細の繊維が、ふつうの洗顔では落としきれないよごれや、肌のくすみの元となるメラニンを含む角質を、やさしく確実に取り除き、その瞬間にセリシンが肌表面 を素早くガ-ド、きめが整い、必要な水分を逃さない状態をキ-プします。

はるか昔から愛されてきた、シルクによるスキンケア。最近では、様々なかたちで手にすることができます。しかし、原始的にも見える「繭パフ」は、最もナチュナルに、そしてシルクの持つ力とやさしさを、最大限に味わう為に達した、ひとつの結論です。

私事かも知れませんが、群馬県富岡市をはじめ、かつて養蚕が盛んだった全国の各地域で、養蚕離れの傾向が強まっています。
質が良い変わりに、産業として効率の悪い国内シルクは、繊維の部門において海外のものに淘汰されることも、自然の流れかも知れません。しかしながら、蚕の育成は管理や飼育法の完成された日本産のシルク原料は、その質において世界の頂点にあることは間違いありません。

田舎の民間療法のような発想で生まれた「繭パフ」ですが、国内で製造されたものの本当の良さを実感できるものと自負しております。

〒:370-2451

住所:群馬県富岡市宇田49-1

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FAX:0274-62-0736

群馬県富岡市宇田49-1